短期間で100〜200mのスプリントをバテずに走りきれるようになりたい。その為には、取り敢ず体重を減らすべきだ。

筋力を落とさないように、強度を重視したウエイトトレーニングを再開したところ、複数の要因が重なって、意に反した体重増加が起こってしまった。

クレアボルブラックは、クレアチンベースのクレアボルをHMBとベタインでパワーアップしたハイエンドクレアチンサプリメントである。

クレアチンとHMBの組み合わせ、そして、それらとベタインの組み合わせは、短期間でのパワーアップには非常に効果が高く、ヘビーデューティなトレーニングと相性が良い。無論、パワーの源になる除脂肪体重の短期間での増大が起こる。

ベタインはまた、トレーニングによるコルチゾールレベルの増大を抑えることで、IGF-1などのアナボリックホルモンレベルを高く維持すると考えられている。ファイナルETBは、アナボリックホルモンの残りのピースであるテストステロンレベルを高める為、クレアボルブラックとETBのスタックは、筋合成を大きく高めるアナボリックホルモンを総合的に高める効果を持つ。



スプリントのパフォーマンスアップやパフォーマンス維持には、高強度のトレーニングが適する。そして、パワーが必要というスプリントの特性、高強度のトレーニング共に、クレアボルブラックは、相性が良い。この為、今後もクレアボルブラックは継続するのが理想的である。同様に、体脂肪減少にも効果的なテストステロンブースターの勇であるETBも外す必要は無いだろう。

となると、長期的に見れば話は別になるが、短期間での無駄とも思える体重の増加を避けるべく、とる選択は短期ではデッドウエイトにもなり得る上半身の筋肉増大抑制である。

長期であれば総合的相対的な筋量増加は重要になるが、既にある程度の筋量がある場合、1ヶ月強の期間で上半身の筋肉が著しく重たくなってしまうのは、いただけない。そこで、今回の場合は、上半身のデチューンを視野に入れたトレーニング内容に変更するべきであるという仮説が立つわけである。

競技特性に合わせた身体の適合に関する考え方は、

「ファーストプラン運用考」-実践編

を参考にして頂きたい。




【Ex】
マスターVSファイナルETB
ETB導入におけるプレサイクル
クレアボルブラック解説-序論
サプリマスターがクレアボルブラックを試す

【関連】
ETBとクレアボルブラックを投入して減量した結果-前編
ETBとクレアボルブラックを投入して減量した結果-中編
ETBとクレアボルブラックを投入して減量した結果-後編
ETBとクレアボルブラックを投入して減量した結果-応用編