Q:背中のトレーニングで、ラットマシンプルダウンを行っていましたが、イマイチ効いている感じがしなかったので、最近、チンニングに替えてみました。2ヶ月ほど、続けてみましたが、やはりこれも効いているようには思えません!
背中の筋肉だけを意識して動かせる事自体は、競技パフォーマンス改善に直結しませんが、単に見た目の筋肉を改善したい場合や弱点克服目的の場合においては、些か問題になるでしょう。
そこで、背中の筋肉のストレッチを意識して、神経系を発達させるという手段が最初の一歩として推奨されています。
背中の神経が発達すれば、背中の筋肉を任意にコントロールできるようになるので、大抵の種目において意識が届きやすくなるでしょう。
さて、次の段階になります。
下準備を済んでいる場合、トレーニング時における背中のトレーニング感の向上です。
トレーニング感というのは、便宜上の表現で、トレーニングによる対象部位のダメージ感や痛み、パンプ、熱等の「効いた!」という広い意味での満足感です。
この満足感を手っ取り早く得やすいのが、やはり背中の筋肉に対するストレッチの増強です。
ストレッチ感を強めるというと、アンダーハンドか?ナローグリップか?肩甲骨ガッコンか?などと小手先のテクニックを思い浮かべてしまいますが、少々事情が異なります。
またも復習になりますが、この場合における「ストレッチ」は、ヘビーウエイトによる強制的なストレッチになります。
ウエイトを引き上げ、降ろすムーブメントにおいて、ウエイトの重みによって、自分自身で伸ばすよりも背中の筋肉が引き伸ばされる「オーバーストレッチ」の事です。
このオーバーストレッチは、筋肉に深いダメージを与えますが、普通のトレーニングで起こるような「効いている感」とは明らかに違う痛みとダメージを筋肉にもたらし、それが直ぐさま実感できるため、トレーニング感を得やすいのです。
具体的な背中のオーバーストレッチ種目は、
・ダンベルロウ編
・マシンロウ編
で復習してみて下さい。
これらオーバーストレッチ重視の種目は、トレーニング感が強いだけでなく、筋肉の発達にも大きく貢献する種目なので採用しない手はありません。
ただし、使用重量が軽すぎるとオーバーストレッチにならないので、可能な限り重たい重量を選択して下げる際はできるだけ丁寧に降ろしてみましょう。
#3へ続く
【関連】
マスターと考える「背中のトレーニング」-まとめ
効かせ難い部位対策Part.2 #1
効かせ難い部位対策Part.2 #2
効かせ難い部位対策Part.2 #3
効かせ難い部位対策-1
効かせ難い部位対策-2
効かせ難い部位対策-3
効かせ難い部位対策-4
そこで、背中の筋肉のストレッチを意識して、神経系を発達させるという手段が最初の一歩として推奨されています。
背中の神経が発達すれば、背中の筋肉を任意にコントロールできるようになるので、大抵の種目において意識が届きやすくなるでしょう。
さて、次の段階になります。
下準備を済んでいる場合、トレーニング時における背中のトレーニング感の向上です。
トレーニング感というのは、便宜上の表現で、トレーニングによる対象部位のダメージ感や痛み、パンプ、熱等の「効いた!」という広い意味での満足感です。
この満足感を手っ取り早く得やすいのが、やはり背中の筋肉に対するストレッチの増強です。
ストレッチ感を強めるというと、アンダーハンドか?ナローグリップか?肩甲骨ガッコンか?などと小手先のテクニックを思い浮かべてしまいますが、少々事情が異なります。
またも復習になりますが、この場合における「ストレッチ」は、ヘビーウエイトによる強制的なストレッチになります。
ウエイトを引き上げ、降ろすムーブメントにおいて、ウエイトの重みによって、自分自身で伸ばすよりも背中の筋肉が引き伸ばされる「オーバーストレッチ」の事です。
このオーバーストレッチは、筋肉に深いダメージを与えますが、普通のトレーニングで起こるような「効いている感」とは明らかに違う痛みとダメージを筋肉にもたらし、それが直ぐさま実感できるため、トレーニング感を得やすいのです。
具体的な背中のオーバーストレッチ種目は、
・ダンベルロウ編
・マシンロウ編
で復習してみて下さい。
これらオーバーストレッチ重視の種目は、トレーニング感が強いだけでなく、筋肉の発達にも大きく貢献する種目なので採用しない手はありません。
ただし、使用重量が軽すぎるとオーバーストレッチにならないので、可能な限り重たい重量を選択して下げる際はできるだけ丁寧に降ろしてみましょう。
#3へ続く
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