親馬鹿な話になる。

その上、正しい答えはない。

それでも、何かを感じて頂ければ、これ幸い。



幼稚園に通っていた子供に宛てられた先生からの最後のメッセージを読んだ。びっしりと書き込まれた中に見つけた一文に安堵の吐息を漏らした。いや、嬉しくてチョット泣いた。

「わからないことや、ふしぎにおもったことをじぶんでしっかりかんがえようとするところ、いつもすごいなとおもってみていたよ」

教育という言葉も、教育という名の行為も好きではないが、それを言ってしまったら話にならないので便宜上、教育という言葉を用いている。

そもそも教育という言葉は、ボンヤリとしたイメージで使用されることが常であるが、本来は目的意識の高いプロダクトを作るが如く、明確なコンセプトの元に施されるべきものである。

自分が子供に望むことは、思考力だ。



読み手によってはサプリ塾からは想像もできないかも知れないが、実を言うと自分自身は思考やロジックが非常に苦手な思慮浅い、そして口よりも先に手、諭す言葉よりも汚い言葉が出るような人間なのだ。

サプリ塾の内容やイメージと本人の行動様式が異なるのは、サプリ塾の文章は良い椅子に座って楽な姿勢をとりつつ、モニターに向かって仕事としてキーボードをカタカタとすることで作られているからである。

だた、幸いにも自分の人間的レベルや人格的レベルの低さ、弱点の「自覚」がある為、それをどうにか抑えつつ、自分の子供はそうならないようにどう接すべきか考えているつもりだ。



そこで、子供の疑問に対して、まず自分なりに考えるように促している。できるだけ過程を想像するようにと。

何かを話すとき、真似ではなくて、なるべく自分の言葉で話すようにと注文する。

そして、いつもアイデアを募る。



しかし、所詮は小手先のテクニック。

遺伝的素養に則したプログラミングでなければ、元来備わった戦略的長所(※)すら潰しかねない。そうそう結果に結びつくものではないだろう。

そう思っていた所、意外に成長していたようで、色んな意味で胸が熱くなった。


※ 例えば、じゃんけんで後出しする人やネットこじきなども、その個体特有の遺伝的限界に則した戦略的適応


#3へ続く



【Ex】
思考テクニックをサプリメンテーションに応用
思考とマインドの収斂進化

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