Q:チートデイのサプリにファイナルブロックを採用しようと考えていますが、正しいでしょうか?

目的によっては、ファイナルブロックが適する場合とあまり適さない場合があります。

今回はあまり適さないケースについて考えてみます。

チートデイの目的が代謝促進による防衛反応のブレイク場合、ファイナルブロックの使用はベストとは言えません。

身体に摂り込まれた栄養素が次々に形を変えていく活動を代謝と言います。そして、代謝は大きなカロリー消費を伴います。

身体に入れるカロリーや栄養素が慢性的に低下すると、身体は代謝活動を低下させてカロリー消費を抑制します。

ダイエットによって低カロリー状態が長引くと、身体は消費カロリーを減らすことでその環境に適応するのです。つまり、長期間アンダーカロリー状態が続けば、カロリーを減らしているにもかかわらず、体重の減少が起きにくくなるのです。



チートデイは、この一連の防衛反応による体重減少の停滞を防止する目的で行われます。

普段はアンダーカロリーで過ごし、週に1回程度、無罪放免で自由に食べる日を設けて、体内に多くのカロリーと栄養素を流入させます。すると、身体は取入れた栄養素をさばくために急激に代謝活動を活性化させます。

こられによって、体脂肪が燃えにくくなっていた身体は火が入れられたかのように再び代謝を活発にします。



チートによる代謝活性を達成するには、食べた物が実際に血中に摂り込まれる必要があります。

ファイナルブロックは、食べた物の吸収を抑制するので、身体に摂り込まれるカロリーを制限したい場合に役立ちます。ただし、代謝促進目的のチートデイにおいては、摂取栄養素が一旦血中に乗る必要があるので、この場合は些か適さないでしょう。

代謝促進を目的とする場合は、一度シッカリと吸収される方が良いので、この際に役立つのは摂取栄養素をなるべく筋肉に取り込んで体脂肪合成を抑制するGCS750が適するでしょう。

次回はファイルブロックが適する場合について考えてみます。

後編へ続く



【Ex】
ファイナルブロック-ど短期トライアル

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