分割法のトレーニングを採用し、1部位に対するトレーニング頻度は週1回。毎週月曜日は胸の日と仮定しよう。

先週は良いトレ感触が得られ、その後の食事や回復もうまくいったと思うので、今週は前回よりも思い切って強度を上げてみよう。そう思ってトレーニングに臨んだところ、トレーニング自体の手応えはあったが、翌日のダメージ感はイマイチだった。

誰しもがこのような経験をしたことだろう。

何故、このような現象が起こったのだろうか?

第一に身体の神経的な適応と物理的な適応が早いと言うこと。

第二に同じ動作に対する適応、すなわち、同じ動作を少ないエネルギーでこなせる器用さの向上スピードがはやいと言うこと。

そして何より、身体と頭は既に予定のトレーニングメニューに対して、意識的にも無意識的にも身構えていることを忘れてはならない。

月曜日の胸のトレーニングに対して、自分が思っている以上に同じメニュー、同じ動作に対して適応しているだけではなく、表層意識も深層意識も胸のトレーニングの準備をしているのだ。



手強いのは、身体的な適応スピードよりも、自覚のある表面的な意識と無自覚の無意識による「予定調和」である。

後編へ続く



【Ex】
意志や意識性を高めるものは何か?
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