時短トレ鉄則11
「柔軟なプログラム、我を捨てたプログラム-8」


7日も溜めに溜めたんだから、一発目は勢いに任せてヘビーにガンガン言わせて、次も大したインターバルを取らなくても勢いでパンパンかまして削るようにまくれるだろう。そして、最後にアイツでネチネチ攻めてトドメを刺す!

何の話かと言えば、もちろん部位別トレーニングの話です。

誰しもが自分で決めたメニューの順番通りにトレーニングしたいものですが、現実においては中々難しいことしばしばです。



そんな時には、代替種目で我慢するものですが、それすらも難しい場合は、空いてる器具で予定の部位とは別のトレーニング部位をトレーニングしてしまう名付けて行当りバッタリ法が重宝します。

でも、超回復に合せてセッティングしていたのに、メニューどころかトレ部位まで変えてしまっては、トレーニング効果が落ちてしまうのではないかという心配があります。

応用編-中編
【行当りバッタリ法-中編】


超回復のピークであろう部位を攻めたいのに全然別の部位をトレーニングしてしまっては、意味が無くなってしまうのでは無いかと思う人もいるかも知れませんが、以下の話を思い出してみて下さい。

・超回復による筋力増加は1日やそこらでは低下しない

物理的にも神経的にもトレーニングに対する適応は意外なほど早い

マッスルメモリーは少なくとも3週間は持続する

上を踏まえると、予定部位が翌日や何日か後に先延ばしになっても、何ら問題が無いことが想像できると思います。



そして、我々の身体は意識的にも無意識的にも、予定のメニューに対して身体は既に身構えているのです。

そこで、いつもと手順やバランスが違ったメニューを行って、筋肉に不意打ちをかける手法を筋幻惑法と言いますが、この行当りバッタリ法もまた巨視的に観れば筋幻惑法的な効果があるはずです。

つまり、行当りバッタリ法の行きずり的採用は、長期的には筋肉の成長を促す立派な手段の一つになるのです。

応用編-後編へ続く



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