(2011/07/03に書かれたものです)

実践編-3
「どのおにぎりを選ぶか-勤務中などの間食編-減量期-後編」


減量期であれば、昨今ではコンビニの棚に並ぶほど、メジャーになった玄米オニギリを選ぶのが良いでしょう。

もしも、売っていなければ、自分で握っても良いくらいの価値とポテンシャルを玄米オニギリは内包しているのです。

その他、市販のおにぎりで、減量期に有用なものが思い浮かぶでしょうか?

玄米オニギリを超えるスペックで、減量期のおにぎりの副将に挙がるのが納豆巻です。

食物繊維を含む納豆には、実は同時に摂取したお米のグリセミック指数を下げる働きがあるのです。

白米のグリセミック指数は高い部類に入るので、厳格なダイエットをしている場合、市販品のほとんどを占める白米を使用したおにぎりは些か完食には適しません。

ところがこれに納豆が混ざると、白米の消化吸収スピードを鈍らせるので、急激なインシュリン分泌による脂肪合成を抑制できるのです。



白米は一見、ダイエットの敵と考えている方も多いと思いますが、同時に摂取する他の食品によっていくらでもグリセミック指数は変動するのです。

納豆巻は、白米ベースでありながら、ローグリセミック指数のダイエット食品だったわけです。しかも、ダイエット期においても重要とされるビタミンB群を補給できるだけでなく、お腹の調子を整える整腸作用が抜群という特性を納豆は持ちます

勿論、玄米や味噌と同様に納豆はこれからの日本におけるサバイバルフードの一つなので、年齢が若ければ若いほど、積極的に食べたい食品のひとつです。



同じようにグリセミック指数が高くない組合わせのおにぎりが他にもあるでしょう。

例えば、小豆入りの赤飯おにぎりです。

食物繊維が豊富で硬く、難消化性の小豆が入っている場合、グリセミック指数は低下します。納豆巻が無い場合、赤飯おにぎりも選択肢に入ります。

このように、組合わせを考えながらおにぎりを選んだり、コンビニをハシゴしたりする行為を「楽しみ」へと昇華することが長続きや成功の秘訣だったりするものです。

え?何!?
納豆巻は、手巻き寿司でおにぎりじゃないって?

#8へ続く



【Ex】
納豆教のマスター
マッスル3分クッキング-挽き割り納豆丼

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