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現在進行形で事故後、好転や収束の兆しを見せない湯沸器事故ですが、既に事態は誰かに何とかしてもらうのではなく、個人個人が各自の判断と技量で問題解決に当たる個人戦に突入しているというのが第一部のテーマでした。

本日の本田宗一郎では個人戦を展開するに当たっての判断材料や指針は何でしょうか?

それは、各個のイマジネーションであり、第二部のテーマでもあります。

何故なら、今起きていることは史上最大、前代未聞。判っていることは「最悪」であるという事実だけで、最終的にどうなるか誰もわからないから、各自の頭で考えるしかありません。

「皮膚感覚、生理的感覚はあるか?」

自転車での右側通行は、いけません。自転車の左側通行をできるだけ守る人は、モラリストか?ルールに厳しい人か?どちらでもないでしょう。右側通行で車に当たったら、痛いからです。

自転車に乗っていて、もしも車に接触した場合、単純計算でも右側通行のダメージの方が遙かに大きいことは明白であるからです。そして、これはわざわざ運動エネルギーを計算しなくても、本能的な皮膚感覚として、怖いと感じるのが普通です。

常に自転車で右側通行する人は、ルールを守るというモラルが欠落しているのではなく、もしも車に接触した場合にどうなるかという皮膚感覚やイマジネーションが欠落しているのでしょう。

ノーヘル子乗せ自転車で、平然と無灯火右側通行を貫く主婦を良くみかけますが、この本能的な皮膚感覚の無い親の幼子がやがて、二階や屋上の天板やガラスを踏み抜いて落下するようなイマジネーションが足らない子供になり、ザオリクを唱えちゃったりするのでしょう。

自転車の左側通行も夜間の灯火も、交通ルールだから守るのでもなく、警察に捕まるから守るのでもなく、「自分がカタワにならない為」に行うのです。生理的感覚とイマジネーションの問題は元より、生存や生命活動の質実等の根本的な本能が原点なのです。



「最悪の妄想をしておく」

自転車ひとつとっても、最悪のケースを想定しつつ運用するのが良いのは歴然です。

現在進行形の暴走した湯沸器に関しても同様です。


#4へ続く



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