第6話「大きめの服は何処にある? Part.2」

一時前までは冬の防寒着や内側のシャツは、ティンバーランドのフィールドジャケットやシャツ類のXLを買えばOKでした。

しかし、最近では通勤で神戸に行かなくなった上、車で行けるアウトレットショップのティンバーは撤退してしまったので、手にとって買える機会がメッキリ減ってしまい困っていました。


そこで今は某アメカジのアウトレットで、服を買うようになりました。

マスターはケミカル素材が好きではないので綿などが多いのですが、そこのメーカーは製品のパーツ数が多い(つまり製品密度が高い)上、生地が分厚く縫製が丈夫なので、長持ちして元が充分に取れそうです。

良く行く方ではないと思いますが、基本プロパーのフラッグショップとは販売戦略が異なる(多売方式?)であろうアウトレットのお店なのにセール前には店長から手書きのDMが送られて来るから不思議です。



余談になりますが、アウトレットで服を買う場合、目利きごっこをするのが好きです。

アウトレットというのは、基本的には規格検査でハネられたモノや廃盤、傷物、売れ残り、試作品、展示品等々がメインに売られているはずです。ところが、最近ではアウトレット勘違い客専用の廉価製品をわざわざ製造して売っているようにみえるのは気のせいでしょうか?

安さにつられて、反射的に買ってしまいそうです。でも落ち着いて観察すると、正規ショップでは売られていないような素材感やマスプロダクト臭漂う製品が山積みになっていませんか?

そのようなアウトレット勘違い客ホイホイ商品をかいくぐり、廃盤などのレアものであろう物を探すのが楽しみのひとつです。幸運にもサイズがあって、手に入れた後にネットでその品番を検索します。

すると、ネットでは廃盤になって手に入らなかったり、在庫があってもプレミアが付いていたりして、当りを引いたときには一人モニターの前で悦に入るわけです。



このような経緯もあり、アメカジならどれも体に合うだろうと調子に乗って今度はインターネットショップでの買物に挑戦してみました。アバクロのカーゴパンツを注文。

以前にも紹介しましたが、オシャレ野良ファッションを模索しており(すんなよ)、AFのカーゴを野良仕事で泥臭く履き潰すのは自分だけだろうという自己満足が原動力です。

試着できないネットで、しかも、難ありの体格で注文するかぁ、普通。

と、自分でも突っ込みが入りましたが、そのショップは「わたり」まで表示してあったので、「わたり34あれば、単純計算で太ももが68cmまでなら入るだろう」という見込みでサイズを決定しました。



予約していた商品が届き、バリバリと包みを破いて履いてみました。

あ、あれーーー!!
パッツン、パッツンやん!

太モモもピッチピチでしたが、それよりもお尻!
尻のサイズは盲点であり、しかも、尻がデカクなっていたようです。

結局、綿100なので今は何とかフィットしています。

ところで、尻周りや大腿部の思わぬ発達。これにはちゃんと理由があったようです。

#7へ続く

別の話に続く



【Ex】
女は男の尻を見る

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