時短トレ鉄則2-補講
「ウォームアップは素早く-追加編」


時短トレの第2回から4回にかけてウォームアップを手早く済ませる事で、トレーニング時間の短縮を図る方法を紹介しましたが、ひとつ忘れていたことがありました。

あるトレーニング種目の動作そのものがウォームアップを兼ねるという話です。

「第1種目自体がウォームミングアップ」

最初に行う種目自体が筋温を上昇させ血流を活発にして、パフォーマンスの向上や怪我の予防に繋がるウォーミングアップを兼ねれば一石二鳥です。

とあるエキスパートによれば、ウォーミングアップを兼ねた第一種目に適するのがシットアップなどの腹筋運動だそうです。



腹筋運動はまず、そもそも怪我が起こりにくく、普通に行う分にはヘビー&高強度トレーニングではないので、1種目めに気軽に行うことができます。

そして次に、腹筋運動は繰返し身体を屈曲させることで、内蔵に溜まっていた血液を押し出して全身に循環させる効果があり、筋肉への血流を活発にする作用があると言われています。

これらの作用によって、いつでも身体を全力で動かすことができるトレーニングゾーンへスロットルを開ける事ができるのです。



この第1種目にウォームアップを兼ねた腹筋運動を採用するという時短テクニックは、他にも大きなメリットがあります。

トレーニング時間が限られる場合、腹筋運動は後回しにされがちです。時間がない人の場合、腹筋運動は時間が余れば最後にやろうと思っていても、中々、時間をとることがかないません。最終的には、家でやればいいかとなって省かれてしまう腹筋運動が家で行われる確率は低いかも知れません。

後回しにされがちで、しばしば省かれてしまう腹筋運動も、重要な目的を兼ねて最初に行う習慣が付けば、上のような問題が起こらず腹筋自体にも良い影響が出るはずです。

#26へ続く



【Ex】
お腹周りをスッキリさせたい 2009
目指せ6パック
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