「ニートもパラサイトシングルもプロパガンダの為の造語説」-後編

以下、「彼ら」には、消費至上主義経済、経団連、あるいは更にその上の人達、政府、支配者、等々の自分の好きな言葉を入れてお読み下さい。


彼らは兎にも角にも、人々を悪い意味での個人主義にして、家族を分解しないといけません。

本来、特段の理由がない限り、親や祖父母と暮らす方が遙かにエコノミーかつエコロジーです。物資もエネルギーもアシも少なくて済みます。お金を貯める、事業を興す、家を買うといった目的があるならば尚更、1カ所に家族が集まって暮らすことは、非常に理に適った自然現象です。

「パラサイトシングル」や「ニート」などは彼らが捏造した造語に過ぎません。

少子化や孤独死などは、奴らが家族制度を破壊した結果です。

多くの日本人がGDPに見合った幸福感が得られないと感じるのは、需要と供給の神の見えざる手に逆らって、本来必要の無いものを徹底的に売りつけないとその存在を保てない消費至上主義経済に乗せられてしまったせいかも知れません。



ともあれ、家族制度の崩壊による少子化は、結果的に消費者を減らすはめになりました。

そこで、ともかく客のケツの毛まで抜かないと気が済まない胴元は、嘘八百の理由をつけて無理からにも次のカモたる人口を増やさないといけません。

今回の復興には、国内の労働力では人出が足らなくなるかも知れないので、彼らの移民受け入れ計画(※)が前進するかも知れませんね。



震災はまだ終わってはいません。
人災によって蓋が外れてしまった地獄の釜も予断を許さない状況でしょう。

他人事ではなく被災地以外の地域に住んでいる人も、今こそ家族や一族の結び付きを強めるべきではないでしょうか?

家族がバラバラになるのは仕方ないと認めることは、必要悪ですらない消費至上主義経済の象徴である「ニュークリア湯沸器」を間接的に認めるようなものでもあるのだから。


※ 子ども手当で外国人にアピール?


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