今月のアスリートコラムは、パンクラス・ライト級世界ランキング2位に浮上した花澤大介選手の総合格闘技コラム。

実は原稿のストックが結構あるので、毎月、どれにしようか少し考えたりしますが、今回はビジネスパーソンにも応用できそうなメンタルコンディショニングの話。

何故これかと言うと、書き出しが「あけましておめでとうございます」なので、後に回せないからなんですね~。

総合格闘技はフィジカル勝負の時代に
#32「ネガティブシンキングというメンタルコンディショニング」


サプリマスターユーザーの皆さん~明けましておめでとうございます。

今年も役に立つかどうかは分かりませんが…自己流のトレーニング論や精神論を気ままに紹介させて頂こうと思います。

引き続きご愛読の程~よろしくお願いいたしますm(._.)m



そんな訳で~新年の挨拶はこの辺にして今回のテーマは〔ネガティブシンキングというメンタルコンディショニング〕という事なんですが「ポジティブシンキングなら聞いた事あるけど~ネガティブシンキングってどういう事やねん」と言われそうですが…〔ネガティブシンキング〕というネーミングは僕がつけたネーミングでメンタル本とかを参考にした訳ではありません。

僕自身が試合前のメンタルコンディショニングとして~とにかく意識してネガティブな事ばかりを考えるようにしているので〔ネガティブシンキング〕とネーミングしました。

具体的にこの〔ネガティブシンキング〕とはどのようなメンタルコンディショニングなのか~試合が決まってから~そして試合の直前までのメンタル面の作り込みを紹介します。



まず、試合が決まった時点で考えられる限りの負けパターンを書き上げます。

それは

・試合開始早々に舞い上がってしまい強烈な打撃を貰いKO負けする
・泥試合になりスタミナを切らして負ける

というような負ける試合展開はもちろん

・試合直前にインフルエンザになり試合が出来なくなる
・試合当日に交通事故を起こし試合が出来なくなる

というようなトラブル的な事も~とにかく思い付く限りの負けるパターンを書き挙げ~そして自分が敗北する姿を出来るだけリアルにイメージします。



そして対戦相手が決まった時点で~手に入れば相手選手の試合映像を観ます。

この時に相手選手の得意な攻撃や強いところを探します。

普通は弱点から探す人が多いと思いますが…僕は必ず強いところに注目して~とにかく相手の強さを誇張して捉らえます。

そして自分が対戦相手のウイニングショットを喰らい敗北する姿をさらにリアルにイメージします。

この時は会場の雰囲気や~試合後に対戦相手やそのセコンドと握手をしたり言葉を交わしたりするシーン~そして試合後に落ち込んでいる自分やセコンドの姿…etc~とにかく極限までブルーになっているシチュエーションをイメージします。

そうすると良いか悪いかは別として「負けを受け入れる心構え」が出来ます。

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