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「極真カラテで強くなるには?」
Part.1 はじめに


押忍!

皆様、はじめまして。この度、コラムを書かせて頂くことになりました、極真カラテの松岡朋彦です。

私は国際空手道連盟 極真会館という組織の兵庫支部に所属しており、現在は神戸市内の道場にて指導をする傍ら、現役選手としても活動しております。

極真カラテとは、マンガ『空手バカ一代』などで知られている、故・大山倍達(おおやまますたつ)総裁が創設した「地上最強のカラテ」と言われる空手です。

その「極真カラテの試合で強くなるためには?」という内容でコラムを書かせて頂きます。



まず今回はオリエンテーションということで・・・。

極真カラテの全日本などの大会は体重無差別が基本ですので、いくら技術で勝負するとしても、あまりに体力差があると、その技術を発揮する間も無く吹き飛ばされてしまいます。ですから私のように体が小さい人間でも、大きい相手と打ち合えるだけの最低限の身体作りはしておかなくてはなりません。

たとえ階級別の大会だったとしても、筋力・パワーなどが相手より上回っていれば、それだけスタミナの浪費を防ぐことが出来、大変有利になります。



しかし、矛盾するようですが、筋力があるからといって勝てるとは限りませんし、筋力・スピード・スタミナなど全てで上回っていても、100%勝てるとはいえません。

そこには精神的なものも大きなファクターとなって関与してきます。

上記の事を踏まえた上で、これから試合に勝つための稽古・トレーニング法、実践的な精神論、また私の試合前の稽古・トレーニングメニューなどをご紹介させて頂きたいと思います。

私などが色々と書くのは大変僭越な事ですが、今後とも宜しくお願い致します。



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