時短トレ鉄則2「ウォームアップは素早く-中編」

トレーニングするにせよ、試合に臨むにせよ、ある程度体温が高まっている状態こそ、最高のパフォーマンスを発揮しやすいことが判明しています。

特に動作が単純な筋トレの場合、その影響を大きく受けることが想像できます。

そこで、時間がない場合、ストレッチなどの儀式を省いて、ジムに入るやトレッドミルなどで、なるべく時間をかけずに体温と血流を高めるのが理想です。

ウォームアップ中編たる今回は、その時間すらない場合について考えてみます。

「会社帰りや出社前で時間がない!」

この場合、ジムまでの移動過程そのものをウォームアップとして捉えます。

具体的には、

・ひと駅前で降りてジムまで歩く距離を伸ばす
・最寄り駅からであっても、スピードウォーキングやジョクで移動

これら一見億劫に思える行動も、ちょっとした工夫と価値観の転換によって、習慣づけることができるでしょう。


似たような感じで、家からジムへと出発する場合で、自転車や徒歩で通える範囲であれば、やはりその手段そのものをウォーミングアップへと昇華できるはずです。

つまり、価値観や行動様式を改革できれば、無駄な時間を浪費することなく、ウォーミングアップを効率的に行うことができるのです。



理屈やエビデンスよりもまず実践

前にも書かせてもらいましたが、以前都会のジムでトレーニングしていた頃は、ジムへの地下鉄をひと駅前で降りて歩数を稼ぐことで、それをウォーミングアップに充てていました。

最寄り駅で降りて普通に歩くのと、ひと駅前で降りて早足で向かうのと、時間的にはそれほど違いはありません。

ウォームアップ代わりのウォーキングを行った場合、トレーニング開始直後から額に汗が噴き出ており、朝一に高重量トレーニングを行っても、調子が良く怪我をすることがありませんでした。

成果が出るので、結果的にひと駅前で降りてジムまでスピードウォーキングは、退会するまで続きました。


さて、明日は後編。
家トレのウォーミングアップについて考えてみます。

#4へ続く(9月7日(火)7時以降更新)



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