「近年における若い女性の体組成変化-前編」

それなりの年月をかけた追跡調査の話です。

・何だ、女の話か
・何だ、「若い」か

と言わず、多くの方やその関係者に関係のある話なので、読んでみて下さい。


同一の女性グループを大学時代から体組成の計測を開始し、社会人になってからも測定し続けたという研究結果では、社会人になって数年で計測開始時より平均で2kgの体重の減少が起こっていたそうです。

この体重減は、年月が経つにつれて、経験や知識、自己管理能力が身に付いてきた証なのでしょうか?

実は全くその逆なのです。


体重2kg減のカラクリたるや平均で、

大学生→社会人X年生
除脂肪体重(筋肉を含む):5kg減
体脂肪量:3kg増
収支:-5kg+3kg=-2kg

というカラクリによるものだったのです。


つまり、体重は減ったけど筋量は大幅に落ちて体脂肪は増加、もちろん体脂肪率大幅アップというフィットネスの視点からみれば、完全にアウトな体組成の変遷を辿っていた訳です。

一体全体、何でこのような傾向がみられるのでしょうか?
そして、何故、ヨロシクナイと考えられるのでしょうか?

#5の中編へ続く



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