第1回「体脂肪・まずは敵を知ろう」
総括編:マスターによる新訳-第1回のまとめ-後編


・脂肪細胞数が多い
・脂肪細胞が1個1個肥大している
・βアドレナリンレセプターの遺伝的不活性
・胎児期に胎盤の質が悪かった(出生時体重)

これらのいずれかの問題の内包が、体脂肪減少の妨げや太りやすく痩せにくい体質の原因となっている場合があります。


摂取カロリーを減らすだけ、あるいは消費カロリーを増やすだけの単純なアプローチでは中々結果が出にくいはずです。

この場合、短期決戦や一点式アプローチではなく、前回紹介したような少し腰を据えた長期的な視野でのアプローチが、結果的に長きに亘って効果を発揮しやすいものです。

ただし、それなりの努力や何らかのコストの継続、そして結果が現れるまでの時間を強いられることは致し方ありません。


そこで、今回はもう少しイージーかつ短期でも結果が出やすいアプローチを考えてみましょう。


Ex1.「体質に合ったファットバーナーを選ぶ」
上記、2点が恒久的で持続的な効果をもたらすアプローチですが、成果が出るまではある程度の時間を要し、かつ、結局は継続を強いられます。

どうしても、短期間で成果を出したい場合は、サイクルに基づいたファットバーナーの使用もひとつの手です。ただし、βアドレナリンレセプター不活性の人には、優秀な高級ファットバーナーの効果を体感しにくいケースがあるので、その場合はβアドレナリンレセプター経由の脂肪燃焼経路に依存しないタイプのメカニズムを持つファットバーを採用すると良いでしょう。



EX2.「オプショナルサプリとして、テストステロンブースターを利用」
Tブースターテストステロンブースターは、自然な範囲で自分自身によるテストステロン生成を高めるサプリです。

本来の目的は、その顕著な効果から「停滞期のブレイク」、「ヤル気の低下の打破」、「筋力&筋量増加サイクル」に合わせて使用するのがベストです。

テストステロンブースターのオマケ作用として、摂取によってもたらされる高いテストステロンレベルは、体脂肪の貯蔵を抑制しつつ体脂肪の燃焼を促進してくれるので、頑固な脂肪を持つ方やβアドレナリンレセプターが遺伝的に不活性な方の一絞りに強い味方となります。

また、高いテストステロンレベルは、プロポーションの改善にも役立つので、一石二鳥どころか三鳥、四鳥の効果をもたらすでしょう。



一見不利に思える授かりし体質も、解像度を高めて解析すれば、その攻略法や「光」も見えてきたと思います。

さてさて、第一回は今回で完結・・・のはずでしたが、肝心な話が抜けていました。

そんな訳で補講編へ続く



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