番外編の回答編(トレーニング編最終回)

Q:リーマンショック後の残業禁止から一転、嬉しい事に仕事が超忙しくなりました。その反面、トレーニング頻度は週1以下です。こんな状態でもサプリは飲んだ方が良いでしょうか?

さて、昨年末、しばらくトレーニングに行けなくなったマスターが最後のトレーニングとして組んだメニューは、以下の通りでした。

胸:インクライン・ダンベル・フライ

背中:アンダーハンド・チンニング&ワンハンド・ヘビー・ロウ

脚:フロント・スクワット&ルーマニアン・デッドリフト

腕:インクライン・カール&45度・ライイング・エクステンション

6レップス前後しかこなせないウエイトで、各部位1〜2種目を1〜2セット行う60分以内でこなせるボリューム。


このプログラムの真意もこれまでの話を十分に理解したサプリ塾塾生ならば、今なら自分の言葉で簡単に説明できると思います。



つまり、上記のプログラムは、短時間で「筋原線維の増殖」「筋細胞内核増殖」「筋細胞上アンドロゲンレセプター」等々の活性を刺激できるストレッチ種目に重きを置いたものなのです。

筋優先法の考えの元にストレッチ種目を最優先に・・・そして、筋優先法ゆえの高強度で行うことで、目的を達する可能性を最大限に高めるのです。

もちろん、重要視すべき部分は人によってそれぞれなので、マスター自身のプログラムと似つかなくても良です。



ただ、どんな目的であっても重要なのは、目的意識が高いプログラムを実際にもコンセプト通り行う事ではないでしょうか?

ただし、今回のケースのような突発的あるいは断続的低頻度トレや突発的なトレ休止期に対しては、その時その時最善であろう対処を施すことも大切ですが、それらを想定して予め策を張らせておく事が重要となります。

つまり、いつ何時トレーニングへ行けなくなる可能性や急にブランクが空いてしまう可能性が高い環境にいる人は、その状況に陥った際に「アッサリと筋肉がやせ衰えてしまわない鍛え方」、つまり残る筋肉の為のトレーニングを普段から採用しておくべきなのです。

おちまぃ



・・・さて、このような目的意識高いトレーニングプログラミングと同様に、その状況時やその状況を想定したサプリメンテーションをその状況時並びに普段から施して置くことが非常に重要なのです。

トレーニングへあまり行けなくても、筋量や筋力を高いレベルで維持するには、サプリメントの摂取は取捨選択しつつも続けた方が良いのです。

本命の実践スポーツ栄養学編へ続く



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