ジムへ通うべきか否か?ジム通いを続けるか否か?-1 番外編-1

Q:フィットネスに関係のない話でサプリ塾を知りましたが、毎日読んでいる内にトレーニングを始めようと思い至りました。そこで、近所のスポーツクラブに通うか、家でのホームトレーニングにするか悩んでいます。

まずは、基本編をすっ飛ばして、番外編。

先日、松岡先生の道場開きに招待して頂いた際に、色んな人と再会できました。

中でもチョットだけ印象的だったのは、兵庫県内では最大のトレーニング設備を誇るハードコアジム会員さんの話です。

・君が知る頃の活気がない

・先日はトレ中に声を上げる上げないで会員同士が一触即発の喧嘩

・客層が変わって雰囲気がガラッと変わってしまった

・不景気の影響か、会費が高いジムなので会員数も減っているようだ


そんな話を聞いて引っかかったのは、「不景気で会員数が減った」と言う点です。
違う違う。そうじゃないと。

会費が高く設備が素晴らしいジムは、不景気の影響を普通は受けないはずです。

何故、そんな理屈が成り立つかと言う問いには、そもそも高い会費を毎月毎月支払える人は、その気になれば、ある程度のホームトレーニング環境を手にする事が可能であると言う事実がヒントになります。


やろうと思えば、いつでも家でトレーニングを開始できる人が会費の高いジムへ通う主な理由は

A:高価な設備によるホーム用の器具では得られない負荷を得るため
B:モチベーションを得るため
C:質実あるコミュニケーション

が大半でしょう。


これらを一言でまとめると高いサービスを受けにジムへ通っていると分析できます。

そして一見、Aの優先順位が高いように思えますが、予算もトレーニング知識もある人の目的は、実のところBとCではないでしょか(※)?


何故、AではなくBとCなのかは、今後の展開で説明できると思いますが、それを前提とするとジムを辞めてしまった人は一体だれなのか?

不景気で高い会費が負担になってきた人でしょうか?

このシリーズを通して分析すれば、高級ジムの会員数減の理由が浮かび上がってくることでしょう。

本編へ続く


※ ハードウエアではなくソフトウエア



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