Q:家トレを開始して早一年。チン&ディップバーを購入しました。そろそろ、新たなトレーニング器具を導入したいのですが、次は何が良いでしょうか?

1、チン&ディプバー
2、アジャストダンベルセット
3、アジャストベンチ

上記、3つを揃えれば、家にいながらにして全身をくまなく鍛える事ができます。

そして、これらで行う動作は全て自重や重りによるフリーウエイトトレーニングになるので、フリーウエイトを廃した最近のスポクラや簡易施設などのマシンしかない施設でのトレーニングよりもよほど良いトレーニングを課すことが可能です。

中でもトレインフラがマシンしかない場合で、その唯一のインフラが空気圧マシンや油圧マシンだった場合、おおよそ競技のパフォーマンスアップには向かないので、このような場合は、いっそホームトレに転向した方が良いかも知れません。

さて、相変わらず前振りが長くなりましたが、ホームトレ三種神器を揃えた上で更に加えるなら何が良いか?

あ、あくまで、マスターの場合ですよ。
ずれてたら、ゴメンなさい。

最後のアイテム。
それは、「ロングダンベルスクリューバー」です。



これは、プレートを取り付ける部分が通常の製品よりもかなり長く作られたもので、より多くのプレートを取り付けることが可能です。

5kgのプレートを12枚装着できるので、60kgまでのダンベルを組めます。

ダンベルプレスやダンベルカールを行うのに60kgを欲する人はまれですが、ダンベルロウなら慣れればすぐに到達してしまう人が多いはずです。


特に通常のダンベル・ロウではなく、ラックなどに手をついた70度のロウなら、60kgは非常に現実的な重量となります。

ところが、重たい完成ダンベルは、値段も高くかつ組み替えできないためにその重量のままなので汎用性が低いと言う欠点があります。アジャスト式のスクリューバーなら、何キロにでも組み替える事ができるし、徐々に成長して使用重量を増やせる楽しみがたった1本で得られるのです。

また、応用になりますが、通っているジムのダンベルが貧弱でも、このバー一本ぶら下げて行けば、きっとヘビーなトレーニングができると思います。



そんな訳で、最後は家トレにつきものの重たいウエイトを揃えられない(※)と言う問題に対する対策を兼ねたアイテムの紹介でした。ただし、5kgのプレートなら60kgまでなので、対策としては一時的でありますが、結果的にはその通りのその場しのぎであったと言う成長を目指したいモノです。

※ 予算はあるけど、場所がない人はパワーブロックの重いヤツでOKです



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