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2009年11月のサプリマスターお買い上げ特典は、アスリートコラムです。

2009年11月8日(日)に大阪の大正アゼリアで開催されるパンクラスへ出場する花澤13選手の総合格闘技コラム「総合格闘技はフィジカル勝負の時代に」です。

総合格闘技はフィジカル勝負の時代に #23
〜肉体の仕様変更〜


サプリマスターユーザーの皆さん,こんにちは〜皆さんはいかがお過ごしですか?

私は去る2009年8月22日にZepp大阪で開催されたケージフォースという大会に参戦して〜19才の新鋭と対戦して1ラウンドの4分くらいでバックからのパウンドでTKO勝ちを収めました!!

まぁ相変わらず課題や反省点はいくつかありましたが、私は基本的に若い芽を摘んだり、出る杭を打つのが得意な嫌な大人なので、今回も無事に役目を果たせホッとしています(笑)

とりあえず近況報告はこの辺にして、今回のテーマは最近になって変更の必要性を感じたこれも名古屋(正確には刈谷市)で修行していた際に自身の肉体のかなり細かい部分の感覚と技術面の強化について語らせて頂こうと思います。



僕は格闘技をスタートしてから現在も主な練習はコブラ会の本部道場で行っています。

名古屋(正確には刈谷市)に行くまでは特に疑問を持つ事なく道場で練習を行っていましたが、名古屋(正確には刈谷市)での練習では打撃も柔術も常設の道場が無かったので、その日によって練習場所が変わるといった環境でした。

その日によって柔道場の畳みであったり、体育館の板の間であったり、公園のアスファルトであったりと…いろんな場所で練習をしました。

そこで僕自身の欠点として気付いたのが「コブラ会のマット以外では、打撃をするにしても、グラップリングをするにしても違和感を感じる」という事です。



いつも試合のリングはマットの表面が固くて滑るという印象がありましたが、試合のリングが特別な訳ではなく、僕自身がコブラ会の少し沈む(組技を行う際に投げられたりしてマットに叩きつけられた時には下が柔らかい方が安全なんでコブラ会のマットは柔らかく強く地面を蹴ると沈みます)マットに慣れ過ぎているという事だったのです。

もちろんコブラ会以外のさまざまな道場に出稽古に行かせて貰ったりはしていましたが、だいたいが他の総合格闘技の道場や大学のレスリング部といった組み技の道場だったのでマットが柔らかい所がほとんどでした。

その結果として僕自身が行う競技の動作のほとんどが、無意識のうちに少し沈むという事を前提に作られていきました。



試合によってマットの硬さや素材は変わります。

当然ながら試合ではどのようなマットであっても即座に対応する必要があります。ただいつも同じ場所でしか練習していない選手には、そうした能力を身につける事は難しい筈です。

そうした能力を身に付ける為の方法として、まずは単純に出来るだけいろんな場所で練習して「様々な硬さや質の足場に即座に対応が出来るようにする」。要するに短時間でそのマットに慣れるという感じでしょうか。

そして技術的な部分に関しては、

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※ この話は、以前、アスリート座談会で清瀬選手武田さんがされていた話とそっくりです。陸上競技場によってトラックの硬さや弾性が全く異なるそうで、トップアスリートとはそれに適応するモンだ・・・みたいな話。



【関連】
本日の13さん
前回の総合格闘技コラム
アスリート座談会

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