「筋肉も脂肪も立派な内分泌器官でありセンサーでもある」
古い概念は崩れつつある。

脂肪細胞は、脂肪酸の貯蔵庫だけではなく、立派な内分泌器官なのをご存知だろうか?

脂肪細胞は、身体に良いホルモンを分泌するが、その一方で筋肉などの器官のインシュリン応答性を悪してインシュリン抵抗性を引き起こすホルモンや炎症を促すホルモンを分泌する。


余分な脂肪の蓄積は、デメリットがメリットを大きく上回り、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞等の成人病リスクを高めるメカニズムに荷担するのだ。

脂肪細胞と同様に筋肉もまたアクチンとミオチンが仲良くして関節を動かす単なるすタンパク質の塊なんかではない。

実は筋肉もまた立派な内分泌器官であり、感覚受容器なのだ。



「感覚、受容、感受性と言う感性」

我々の隅々、全身これ武器ならぬセンサーの塊也。
このような視点で、世の中に接するのは楽しい。

そして、「その筋肉や自分自身がセンサーなんだ!」って言う理論は既にトレーナー武田さんのブログで彼自身が日々体現しているのをあなたは知っているだろうか?

若人よ!
最前線での直感や閃きのエビデンスによる証明は、遥か遅れてやってくるのだ。



「Don't think! Feel!」

かのブルース・リー先生の言葉は、今も鮮やかに真理へと導くようでいて、体現するのは中々に難しい。何故なら、レセプターの数や感度が低くければ、「感じる事が考える事よりも遥かに難しい」からだ。

受容体たる自分自身の感度が悪ければ、受容できる外界の情報や感動の密度も限られるだろう。あまつさえ受容できても、蓄積したプログラムとの統合によるアップデートができなければ、新しい表現や発想と言うアウトプット、そして知識の共有は困難だろう。


最初の話に戻ろう。
我々の身体もまた一個の受容器と考えるなら、我々の肉体が発する「言葉」や「気(エネルギー)」と言うシグナルを介して他の個体に良い影響を与える存在になれるのではないだろうか?


そんなヒントやキッカケになればという願いがこもっているのがサプリ塾なんだな。みつを
・・・と、最後に自分を上げてみた。



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