「プロテインで下痢!? プロテインでお腹が緩くなる原因」-まとめ

プロテインを摂取してお腹が緩くなる原因は、ひとつではない。

乳糖不耐性
溶媒と濃度
甘味料
摂取量と消化促進


・・・等々の要因を包括的に考慮するべきである。

一点集中ピンポイント的な対策では中々成果が挙がらないのはその為である。



様々な要因を絡めて統合すると、平均的な日本人の成人に適したプロテインは、乳糖を除去した上で過度なフレーバリングが施されていないホエイプロテインアイソレート(WPI)であろう。

つまり、プロテイン初心者が初めて試すには、WPIが無難であると言える。もちろん、ホエイ自体がアレルゲンの人もいるので、自分の身体の反応を確かめながら、適切な素材を選ぶべきだろう(SPI、エッグ等)。

生まれつき胃腸が強く、成人後もラクターゼを持つ為に、乳糖が含まれるプロテインを摂取しても何ら問題ない人もいるだろう。ただし、だからと言って「安いWPCをガバガバ飲める俺は勝ち組♪」と言う方程式が必ずしも成り立たない。

一部の過激で飛躍した内容の健康啓蒙書の「全て」を信じる必要は全くないので、常識離れしたWPCの摂取をしない限りは何のリスクもないだろうが、非常識な積極的大量摂取を行う場合に関しては、「ガラクトース」と「脱灰」と言うキーワードを心に留めて置いても良いかも知れない。

乳糖を含む一般的乳製品やWPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)などのタンパク源の自発的&積極的大量摂取は、「ガラクトース」の問題(※)と「脱灰現象」の問題を孕む可能性がないとは誰も言い切れないからだ。



つまるところ、あらゆる可能性を包括した「新しいプロテイン理論」に立てば、

・筋分解の増大によるタンパク質必要量の増大を抑制する
・日常の食事におけるタンパク質摂取量と利用率を改善する
・筋合成促進や筋分解抑制のスイッチは、プロテインではない
(全アミノ酸、全アミノ酸血中濃度をシグナルにしている訳ではない)

と言う2点によって、タンパク質摂取量の不足を予防しつつ、それでも足が出た場合に、手軽で飲みやすいプロテインで補うと言うスタンスがスマートだろう。

※ 近年における白内障の真犯人はCsさんではあるが

栄養編#7へ続く



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