効かせ難い部位対策-1 三角筋後部編-前編
Q:三角筋後部のトレーニングで、効かせにくく、筋肉痛があまり出ません。

三角筋の中で、後部は発達させるのが難しいパートと言われています。
と言うより、全身の中で最もトレーニング難易度が高い部位と言えるでしょう。

ともあれ、誰もが発達させ難いその部位を少しでも改善できれば、総合的なパフォーマンスアップの獲得みならず、肩の印象が大きく変化します。

三角筋後部の発達は、肩周りのボリューム感を増やし、「見た目的」な肩幅の増加を印象付けるようです。
ファーストアプローチ-分析編
「何故、効きにくい部位がある?」

肩に限らず、トレーニング効果の出難い部位は、誰にでも複数存在する事でしょう。

・部位別トレーニングを行っても、目的の部位に負荷がかかっている感じがしない。
・頑張ったはずなのに、その部位に筋肉痛が無い。
・パンプやバーンさせるつもりが、全く反応しない。

上記の通りで、あったとしても、競技目的ならひとつの筋肉にそれほど固執しなくても良いので、あまり気にする必要がないかも知れません。

しかし、ファントレーニーや各部位の見た目的なバランスを気にする場合は、克服すべき問題でしょう。


原因は、色々考えられます。

1、その部位の利用率が著しく高いアイソレーション種目が存在しない。
2、アイソレーション種目があっても、負荷が届き難い。
3、神経系の発達が遅れていて、上手く収縮させられない。

1は、背中などの多くの筋肉がひしめきあっている部位など。
2は、関節と手足の長さの比率の関係等によって、負荷が分散するケース。
3は、日常生活での使用頻度や重要性が低く、上手く動かせない部位。


自分は、どういう問題を抱えているか把握すれば、対策をロックオンしやすくなります。
今回のケースは、2と3に原因があるようなので、次回以降、その辺を軸にしたアプローチを考えてみましょう。

効かせ難い部位対策-2へ続く



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