今月のサプマス・オマケ読み物第一弾は、極真カラテ松岡選手による空手道コラム「極真カラテで強くなるには Part.9」です。

今回は、試合に向けた「トレーニング論」です。試合中に自分の力を発揮するための方法論や練習方法を解説して頂いています。

毎回がそうなのですが、空手と全く無関係な競技をされている方、あるいは日々の日常や仕事に関しても応用できそうな内容となっているこの空手コラム、特に今回は、シーズンインや試合に向けての準備に関するアプローチが満載なので、異種目&異業種であっても十二分に参考になるはずです。

本番力とは何か!?
「極真カラテで強くなるには?」 
Part.9 私のトレーニング編


押忍!いつもいつも原稿が遅くなりマスターに催促される、極真カラテの松岡です。今回は「私のトレーニング論」です。そんな大層なものではありませんが。

私が稽古・トレーニングを行うのは、あくまで強くなるためです。空手家ですから、空手ルールに捉われない強さ・技術をいつも求めていますが、現役選手のうちは、「試合場でどれだけ高いパフォーマンスを発揮出来るか」、というのが最重要課題です。

私独自の言葉として、この「試合場で発揮出来る力」というのを「本番力(ほんばんりょく)」と名付けています。主に、試合における粘りやスタミナ、精神力、覇気といった部分です(試合ルール以外でも生きると思います)。

例えば、「ベンチプレスで20キロアップ、スクワットで30キロアップしたのに、突き蹴りの威力が無い」というのは技術的な問題なのでしょうが、「あれだけスタミナトレーニングを積んだのに、試合ではいつも動けない」「稽古ではメチャクチャ強いのに、試合では粘りが無い」「気持ちが弱い」などといったものが「本番力」の領分だと思います。

以下、私の考える「本番力」アップへのアプローチ法です。ちょっと偉そうに書きますが許してネ(えっ!?いつも偉そうですか!?)


,匹鵑紛サ擦任發修Δ任垢、高いパフォーマンスを発揮しようと思えば、ガッチガチに緊張していてはいけません。リラックスとかよく言いますよね。

ですが、本番になると人間は100パーセント緊張してしまいます。ですから、緊張しないように普段から極力無駄な力を使わないような

・・・中略※

これらの方法を習慣付けると、試合場で緊張していたとしても、意外と力が抜けた攻撃が出来たりするのではないかと思います。


◆岷篦浩錣砲覆辰燭蘿瓦蠅無い」「試合になったら覇気が無い」「接戦に弱い」などという場合。そういう場合は、

・・・中略※


6サ察特に格闘技では、自分のメンタル面がモロに試合に影響します。

ということは、「この稽古をやったから大丈夫!」「これだけキツイ事をやったから大丈夫!」という思い込みの力というのも大きいと思います。いわゆる「プラシーボ効果」です。


・・・中略※


そんな中で鎬を削るわけですから、技術云々ではなく、「人間として」「個体として」絶対的な強さを持っていないと上位までは勝ち抜けません。

極真のみならず、どんな競技においても、その道のトップレベルに上り詰めたような人の多くは、これらの根性論の必要性を身に染みて感じていると思います。

「敢えて自分から厳しいトレーニングを課す」「苦しいところから踏ん張ってもう少しやる」「どんな苦しいメニューを言われても明るくこなす」「苦しい顔をしない」「それでも力を抜く」「自然体」などといった方法が「本番力」アップに繋がると思いますが、「本番力」すなわち「人間力」です。

「人間として強い人は、競技においても強い」と思います。

ということは、これらの方法論は競技者のみならず、「これからを生き抜いていかなければならない子供や青少年などへの教育」としてもある意味有効なのではないでしょうか?


ちょっとカッコ良すぎましたかね。競技と教育を上手く(?)結び付けたところで、そろそろ眠たくなってきましたのでお別れしたいと思います。

では失礼します。押忍!


※ 更に詳しい内容は、店頭及び通販でお買い上げの際に、付属します。



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