レモン2008年を代表するスポーツサプリメント第三位は、HALEO「C3X-SC」です。

マッハシリーズやハイパードライブに先駆けて、モデルチェンジしたC3X。マッハ6もそうですが、成分の充実によって値段が上がってしまったにも拘らず、人気は衰えるどころか、更に人気が出たのが一番印象深いです。

さて、このC3X-SCこと、コアスリーエクストリームスーパーチャージド。
モデルチェンジして、更に名前が長くなりましたが、商品としては、理論的かつ合理的なBCAAのパウダーサプリメントです。

普通のBCAAとどう違うかが最も気になる所でしょう。
そこは、気にせずマスターを信じて、とにかく試してみてちょ!・・・と言うのは少し乱暴なので、C3X-SCを理解するために、今回はもう一度、BCAAのおさらいから始めてみましょう。

長いけど、辛抱強く、何回も読んでね〜♪

【今更訊けないBCAA #1】
巷で・・・特にサプリ塾では毎日のように登場する「BCAA」と言う言葉。何となく重要なのは、わかっている。マスターが最重要サプリに据えているので、とりあえず摂取していると言う方も多いだろう。

BCAAは、体内で作る事のできない必須アミノ酸の中で、分岐鎖アミノ酸と呼ばれる3種類のアミノ酸、バリン、ロイシン、イソロイシンを指す。

BCAAの体内での役割は、非常にウエイトが重いだけでなく、多岐にわたる。そして、長い年月をかけて十分に研究、証明されてきている。

BCAAの輝かしい成績は、まず、医療の分野での活躍をみれば良いだろう。

BCAAは、術後の傷の癒着を早める目的に利用される。これは、筋合成を高めるBCAAのアナボリックな作用を利用している。他には、寝たきりなどによる筋肉の萎縮や筋肉の喪失を防止する目的でも投与される。これは、BCAAの筋分解抑制効果、すなわちアンチカタボリック効果を利用したものだ。

また、肝硬変の治療にもBCAAの経口投与による利用の歴史がある。BCAAを構成するアミノ酸、バリン、ロイシン、イソロイシンの全てに肝機能を活性化する作用があるのだ。

そう、ご想像通り、BCAAは酒飲みや薬を使用しているものには見逃せない作用がある健康サプリでもあるのだ。

上記に見られる通り、BCAAの効能とは、サプリメーカーやサプリ屋がセールスの為に、良いところのみをクローズアップしたような物ではなく、医療の分野での歴史と臨床が成された極めて医学的かつ科学的な栄養成分なのである。



【今更訊けないBCAA #2】
医学的にBCAAは、筋肉の分解を抑制する上に筋肉の合成を高めるので、筋量を保ちつつ、更にその量を増やす筋肥大アミノ酸であると言える。ついでに肝機能強化作用と言う健康促進効果のオマケ付きだ。

では、スポーツの分野ではどうだろうか。
もちろん、BCAAは筋量を増やしたい人の第一級の栄養素である事は揺るがないが、実のところBCAAのパフォーマンスアップ効果による需要が高い。

BCAAは、運動中のアスリートの筋持久力を高める。これは、アスリートの脳内疲労物質を減らす主観的疲労防止作用及び覚醒作用による集中力アップと、グリコーゲン温存によるスタミナの増強と言う客観的疲労防止による二重の疲労抑制効果による賜物である。

事実、持久走の前にBCAAを摂取したアスリートは、タイムを縮める事が可能になる事が判明している。これは、BCAAが筋持久力におけるエルゴジェニックエイドである事の証明となるのだ。

つまり、BCAAは、競技中や練習中の筋持久力、スタミナを高めるので、競技のパフォーマンス向上や質の高い練習に大きく貢献する。そして、この醍醐味を体験したアスリートは、筋量増加サプリと言うよりもスタミナアップと疲労防止の必須アイテムとしてBCAAを手放さなくなるのだ。

また、激しい練習やトレーニングを行うとテストステロンレベルが低下するが、しっかりとした容量のBCAAを摂取しておけば、高強度長時間の運動によるテストステロンレベルの低下が防止でき、早期回復が可能になると言われている点もアスリートなら見逃せないだろう。

中編へ続く


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