誰がこんな世の中にしたのか知らないが、飽食の国とみせかけて、知恵とコネクションを働かせねば、金を積んでも貧しい食品を食わされる我が国。

しょうがなっちゃ、しょうがない。
だって、自給率が低いんだもん。

だから、代用食品も食べよう。
別に食べたって死ぬわけじゃないし、中には本物よりもヘルシーなのもあるかも!?

でも、偽米は許せないな。
だって、偽ライス食べたらライフが減るんだもん。


第二部「お米の旅」

現在は、知り合いが作ったお米を頂いている。

その利点は、安全性ではなく、新米なら100%新米であり、古米や古古米がブレンドされることがなく、また、コシヒカリなら100%コシヒカリであり、外国米が混ざる事がない点だ。

さて、そんな食生活を始める以前、とある旅館に宿泊した時の話。



何とはなしに、予約したその旅館の夕食に出たお櫃に入ったご飯のあまりの美味しさに腰を抜かした。

元々、お米がそれほど好きではなかったが、
「今まで食べてきたお米は、一体、何だったの?」
と言うくらいのカルチャーショックだった。

結局、夫婦二人にあてがわれた充分過ぎる大きさのお櫃は、キレイに空になった。



続いて、翌日の晩餐。
恐らく、「前日のご飯が足らなかったようだ」と言う判断ではなく、「うちの米の味が判る奴が来た!」と嬉しかったのだろう。今度は、まるで相撲部屋で使っていそうなお櫃が登場した。

美味しく信頼のお米が手に入るようになってからも、その旅館のご飯の味が忘れられず、昨年、義母達にも食べさせたいと旅行を計画したが、結局、行けずじまいになった事が未だに悔やまれるので、今年こそ再訪したい。

そう。
ホンモノのお米には、お米好きではない人間をも虜にする旨さがあるのだ。

#4へ続く



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