クレアボル今更訊けないクレアチン 特別編 その2「アナボリックファクター・クレアチン」

〜クレアチン摂取による一次的な体重増加?〜
クレアチン摂取を継続すると、体内のクレアチン及びクレアチンリン酸のレベルを高める事ができる。これによって、筋線維内の浸透圧が高まり、筋細胞の水分が増える。ウォッシュアウトの後や初めてクレアチンを摂取した時に急激に体重が増えるのは、このためである。



「アンチカタボリック物質でもあるクレアチン」
上記の現象は一見、細胞内水分の増加のみに見えるが、カタボリックを抑制し筋量を維持する条件のひとつに筋細胞が十分な水分で充たされている状態が上げられる事を忘れてはならない。

また、クレアチンの継続摂取によるクレアチンとクレチンリン酸の蓄積は、間接的、直接的により多くのATPをサイクルさせる事ができるため、ATP枯渇によるカタボリック状態を抑制できる。


「二次的体重増加とアナボリック物質クレアチン」
クレアチンの摂取とトレーニングを継続すると、筋内水分量の増加による体重増加後にも体重増加が起こる。この後発の二次的な体重増加は、除脂肪体重の増加に由来する。

この理由のひとつとして、クレアチンとクレアチンリン酸の増大によって、高強度の負荷を筋肉に与えられる事やより高度なトレーニングが可能になる事による筋肉の成長が考えられる。

もうひとつは、クレアチンとクレアチンリン酸レベルの増大によって、筋細胞に水分が引き込まれる事で、筋細胞が肥大する事は前述の通りであるが、この水分による細胞の肥大が実は筋合成を活性化するシグナルになると近年の研究では言われている。

つまり、クレアチンによる除脂肪細胞の増大は、水分やトレーニング改善効果だけでなく、筋細胞の分裂がスピードアップする事にも由来するのだ。筋肉量を増やすのに、細胞の「水ぶくれ」は意味がないように思えて、実は非常に重要なファクターなのである。



【ひとこと】
クレアチンの水分増加による体重増加作用と筋細胞分裂促進による体重増加作用に着目すれば、ただ単に体重を増やしたい人が利用するにも、クレアチンは最も優れた栄養素のひとつである。

その7へ続く



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