クレアチン今更訊けないクレアチン 後編
【クレアチンとは?】 
 クレアチンは、現在、広くアミノ酸の一種として紹介されているが(※)、アミノ基を持たない為、チッ素を含む有機物の一種と言える。
 
 クレアチンは、体内で「アルギニン」、「グリシン」、「メチオニン」の3種類のアミノ酸から合成され、クレアチンとして、リン酸化されてクレアチンリン酸として蓄積される。ちなみに、家畜よりも野生動物の筋肉の方が遥かに多くのクレアチンを含有する。

 クレアチンは、体内で合成されるだけでなく、通常、肉や魚からの食品からも直接、摂取される。よって、クレアチンの直接的な供給源を持たない菜食主義者の体内のクレアチンレベルは低い。
【クレアチンの効果】
 .曠好曠レアチン(クレアチンリン酸)貯蔵量の増加
 クレアチンの継続的な摂取によって、ADPからATPへの再合成に欠かせないクレアチンリン酸の筋肉内濃度が10〜40%高まる。この事は、最大筋力発揮時の持続時間の延長や最大筋力の増加を示唆し、事実、クレアチン摂取によってピークパワーとその持続時間が延長される事が証明されている。

◆〕稽ゥレアチン濃度上昇によるホスホクレアチン再合成速度の上昇
 クレアチンリン酸は、ATPが分解された後のADPにPi(リン酸)を渡す事で、ADPをATPに再生する。このクレアチンリン酸の再合成速度が上昇する事は、高負荷環境において利用可能なATPが増える事に他ならない。

 運動中の筋内pHの低下幅の減少
 強度の高い運動を継続すると、筋肉内に乳酸の蓄積が起こる。乳酸の蓄積は、筋内ペーハーを下げ、筋内環境を酸性へと傾け、次第に筋収縮を困難にする。
 クレアチンによって、筋内のペーハーが酸性に傾くのを遅延できるという事は、より長い時間、高負荷での収縮が可能になるということである。

ぁ.肇譟璽縫鵐杏蕾戮慮上
  銑の最大筋力とその発揮時間の増加によって、より高いレベル、より高効率なトレーニングが可能となる。

ァゞ敍量の増加
  銑い砲茲辰董△茲蟾蘯仝気良蕾戮かかり、筋肥大に貢献する。
 また、クレアチンによる筋肥大は、クレアチンの蓄積による筋細胞内水分の増加が引き金となって、筋合成が活性化されることも一因である。

(※) アミノ酸の一種といった方がわかりやすいので、それでいいと思う

 その5へつづく

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